中級者以上を目指すマージャンの点数計算のイロハ
マージャンは役を覚えて点数計算を覚えたら中級者と言えます。ですが、点数計算を覚えるのは難しいと言われる方が多いと思います。確かに点数計算は覚えてしまうまでは大変で、難しく感じるかもしれません。和了るたびに「これ何点ですか?」と聞くのも少し恥ずかしい気がしてしまうかもしれません。点数計算ができることで戦略の幅が広がり、自信もつきますので覚える方がお得です。点数計算の仕組みについて初心者の方がわかりやすいように紹介していきましょう。
マージャンの点数計算は、和了った形の「翻(ハン)」と「符(フ)」の2つを見て計算していきます。
翻は、役の翻数やドラの枚数を数えます。
符は、待ち方の種類や面子の組み合わせを計算して与えられます。
翻数を数える
翻数が4翻以上あれば符計算する必要はありません。ただし、4翻の場合は七対子(チートイツ)と平和(ピンフ)をツモ和了りした場合は4翻でも点数が変わります。基本的には4翻未満の際に符計算をする必要があると覚えておいてください。
4翻未満の場合は符計算を行います。
符計算をする
符計算は5つの部分を合計します。
基本符(20符)
全てのあがりに20符がつきます
あがり方(0符、もしくは10符)
メンゼンでロンをした場合10符、それ以外は0符
メンツの種類(0符~32符)
- シュンツ:0符
- 1・9・字牌の刻子(暗刻):8符
- 1・9・字牌の刻子(明刻):4符
- 2~8の刻子(暗刻):4符
- 2~8の刻子(明刻):2符
- 1・9・字牌の槓子(暗槓):32符
- 1・9・字牌の槓子(明槓):16符
- 2~8の槓子(暗槓):16符
- 2~8の槓子(明槓):8符
雀頭(0符か2符)
役牌が雀頭の場合2符、それ以外は0符
※役牌は白、發、中、場風牌、自風牌のことをいいます。
待ちの種類
- リャンメン(両面):0符
- カンチャン(嵌張):2符
- ペンチャン(辺張):2符
- タンキ(単騎):2符
- シャンポン(双碰):0符
※待ちの形自体に符はつかないが、アガリ形がコーツになるのでコーツの部分に符がつきます。
以上の符を合計して、端数を切り上げた数がその手牌の符になります。翻数と符を計算したら、点数の一覧表と照らし合わせることで何点かわかる仕組みになっています。例を挙げてみましょう。
七八九 ②②② 89 中中中 發發 7でロン ドラ七
役は白の1翻+ドラが1つで合計2翻です。
符は基本符20符+10符(メンゼンロン)+0符(七八九)+4符(②②②)+0符(789)+8符(中中中)+2符(發發)+2符(辺張待ち)=46符 切り上げて50符となります。
この和了りは2翻の50符とわかりました。あとは点数表を見て2翻の50符のロンが何点なのか見ます。子だと3,200点、親だと4,800点ということがわかります。
点数の一覧表は覚えようと思ったら1週間もかからずに丸暗記できるでしょう。覚える気がなければいつまでも覚えられません。マージャンで勝つ人になるために必要なので早めに覚えることをおすすめします。